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halphoto☆diary

加賀恭一郎

この名前にピンと来た人は、
東野圭吾好きか、日曜ドラマをみている人ですね??


ここ数日前から、東野圭吾のミステリー?推理小説??のシリーズものを読んでいました。
今、テレビでやってる新参者はその最新作です。

加賀恭一郎という1人の刑事が主人公で、事件を解決していくという話です。


今日、新参者の1作手前(文庫がでてるとこまで)
である7作目までを読み終わりました。

一言でいうと、「よかった!!」

正直、東野圭吾作品を読んだことないのに
はじめは苦手意識があったのです。すごい売れてたし。

食べ物でもなんでもそうなんですけど、
自分の直感の前に、価値観のハードルが上がってるものって
先入観が邪魔してどうもうまく判断できないんです。

だけど、これはよかった。

主人公は優しくて、紳士的で、真面目。
大事なことはおろそかにしない。分別ができる人。

犯人や被害者登場人物は、作品やキャラクターによってちがうけれど、どれも個性的。

人はみんな、いろんな人生経験があって、うれしいことも嫌なことも積み重ねながら
いきていて、何か衝動的なきっかけになるのは一瞬だったりする。

登場人物の感情や、考え方や行動は、どれも本当にリアルで、
感情移入をしてしまいました。

自分勝手なキャラもいたけど、本当に優しい人もたくさんいました。
一見、ひどい人なんだけど、実は友人や家族、恋人に対して本当は優しい人。

あとは、小説の書き方とか構成?っていうのかな?それも面白かった。
最後、犯人はどっちでしょう?で終わったり、
起承転結の転結部分だけかかれた短編集だったりして。


おもしろかったので、次から次へと読みたくなってしまって、
ミステリー系ってこんなに先が気になるんだと
びっくりしたほどです。

トリノさん、友人Aちゃん、
おすすめしてくれてありがとうでした♪
by harunam28 | 2010-05-27 01:07 | ぼやき